EXHIBITIONS
LILY SHU「Dyed my Hair Blond, Burnt Dark at Sea」
EMON AWARDは、写真・映像の新たな支流をつくり出そうとしているアーティストにフォーカスした公募展。個性的な作品が多数寄せられた第8回のグランプリは、中国出身アーティスト、リリー・シュウ(LILY SHU)が受賞した。
リリーは1988年生まれ。視覚と交差する身体的行為を反映する媒介として写真を扱い、極私的な、または公共的空間における時間と空間の存在、広く意識の変容を探る作品を制作。グランプリ受賞作品では、統制社会の束縛と自由の狭間を往来し、日常の風景でありながら微細な振動を放つ独特な世界観を作品に宿した。
本展では、受賞者個展にあわせて撮り下ろした新作を交え、さらに完成度を高めた力作を発表する。
「『拘束』と『反抗』という二つの状態に含まれる力は相反しながら同じものであったりする。私はその存在と落差を写真を通して捕捉する。人間とモノの境界や、文化の相違を超える『自然』と『現代性』が交差するところを彷徨いながら。金髪に染め、黒く焼いてしまったのは、現在惰性に逆らいたくなった誰でもあり得たのではないか(リリー・シュウ)」
リリーは1988年生まれ。視覚と交差する身体的行為を反映する媒介として写真を扱い、極私的な、または公共的空間における時間と空間の存在、広く意識の変容を探る作品を制作。グランプリ受賞作品では、統制社会の束縛と自由の狭間を往来し、日常の風景でありながら微細な振動を放つ独特な世界観を作品に宿した。
本展では、受賞者個展にあわせて撮り下ろした新作を交え、さらに完成度を高めた力作を発表する。
「『拘束』と『反抗』という二つの状態に含まれる力は相反しながら同じものであったりする。私はその存在と落差を写真を通して捕捉する。人間とモノの境界や、文化の相違を超える『自然』と『現代性』が交差するところを彷徨いながら。金髪に染め、黒く焼いてしまったのは、現在惰性に逆らいたくなった誰でもあり得たのではないか(リリー・シュウ)」