EXHIBITIONS

沖縄美術の流れ

安谷屋正義 滑走路 1963

 風土や歴史から育まれた独特の文化を育んできた沖縄。美術においても、時代や置かれた立場、状況に大きく影響されながら、様々な表現が培われてきた。

 本展では、戦前から現代に至る沖縄の近現代美術の流れを紹介する。出展作家は、ニシムイ美術村の建設にも加わり、廃墟や軍港を題材とした抽象絵画を描いた安谷屋正義(あだにや・まさよし)、沖縄の海岸などの風景画、静物や人物画も手がけた當原昌松(とうはら・まさまつ)ら。