EXHIBITIONS
猪熊弦一郎展「いのくまさん」
『いのくまさん』(小学館)は、画家・猪熊弦一郎の作品の魅力を、子供たちにもわかりやすく紹介した絵本。絵には、詩人の谷川俊太郎のシンプルかつ軽妙なタッチの言葉が添えられ、猪熊の多彩で生命力にあふれた世界が広がっている。
猪熊は1902年香川県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)の藤島武二教室で西洋画を学んだ後、36年に小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成。東京、パリ、ニューヨーク、ハワイと拠点を移しながら、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、イサム・ノグチら様々な芸術家と交友を深め、面々の刺激を受けつつ独自の画風のを追求した。
また制作活動は幅広く、『小説新潮』の表紙絵を40年間描いたほか、三越の包装紙「華ひらく」のデザインやJR上野駅中央コンコースの壁画《自由》の制作を担ったことでも知られている。
本展は、絵本『いのくまさん』をもとに、大人から子供まで楽しめる展示を構成。戦後の社会を彩ったデザインの仕事もあわせて紹介し、猪熊が描いた魅力あふれる作品をめぐる。
猪熊は1902年香川県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)の藤島武二教室で西洋画を学んだ後、36年に小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成。東京、パリ、ニューヨーク、ハワイと拠点を移しながら、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、イサム・ノグチら様々な芸術家と交友を深め、面々の刺激を受けつつ独自の画風のを追求した。
また制作活動は幅広く、『小説新潮』の表紙絵を40年間描いたほか、三越の包装紙「華ひらく」のデザインやJR上野駅中央コンコースの壁画《自由》の制作を担ったことでも知られている。
本展は、絵本『いのくまさん』をもとに、大人から子供まで楽しめる展示を構成。戦後の社会を彩ったデザインの仕事もあわせて紹介し、猪熊が描いた魅力あふれる作品をめぐる。