EXHIBITIONS

「outline」

ドゥサディー・ハンタクーン / アマンダ・リッフォ / 金井学 / 長田奈緒 / 倉敷安耶

2019.07.18 - 08.04

アマンダ・リッフォ Lebanon Serie #1 2014

ドゥサディー・ハンタクーン Highway 69 2015

金井学 _____ またはフランケンシュタインのデウカリオーン 2018

長田奈緒 Plastic bag(NADiff) 2019

倉敷安耶 Grave#11 2019

 ドゥサディー・ハンタクーン、アマンダ・リッフォ、金井学、長田奈緒、倉敷安耶の作家5名よるグループ展。本展は、ミニマルな表現でありながら自律性を維持し、マテリアルの実験や表層への考察を題材とした作品を紹介。全作家が、Maki Fine Artsでは初めての展示となる。

 ハンタクーンは1978年バンコク生まれ。日本では「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」(国立新美術館/森美術館、2017)などに参加。

 リッフォはパリ生まれ、現在レイキャビクを拠点に活動。12年と13年にアーティスト・イン・レジデンスで東京に滞在し、個展「It's about time」(遊工房アートスペース、2013)を開催。

 金井は1983年東京都生まれ、2015年東京藝術大学大学院美術研究科博士課程美術専攻修了。物質と言語の発明に関わる技術哲学を参照しつつ、マテリアルのダイナミズムから芸術形式を生成させることを試みている。

 長田は1988年神奈川県生まれ、2016年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。シルクスクリーンや映像などからなるインスタレーションによって日常に潜む美しさを表現している。

 倉敷は1993年兵庫県生まれ、2018年京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻(ペインティング領域)修了。現在、東京藝術大学大学院に在籍し、本展がデビューとなる。