EXHIBITIONS
横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念
原三溪の美術 伝説の大コレクション
原三溪(はら・さんけい)は、横浜において生糸貿易や製糸業などで財をなした実業家。明治はじめに生まれ、昭和戦前期に至る近代日本の黎明・発展期に経済界を牽引した。
いっぽうで三溪は、独自の歴史観に基づき古美術品を精力的に収集したコレクターでもあった。また茶道具も集め、茶人としても知られた益田鈍翁(ますだ・どんのう)や高橋箒庵(たかはし・そうあん)らと交遊し、慣例にとらわれない自由な趣向の茶事を楽しんだ。
さらに、現在では国の名勝にも指定される「三溪園」を作庭したほか、書画でも才能を発揮し、アーティストとして活躍。そして、同時代の有望な美術家を積極的に支援し育んだパトロンでもあった。
本展は、三溪の4つの側面「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」としての業績に焦点を当てた展覧会。国宝、重要文化財指定の名品30件以上を含む三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件、関連資料を過去最大規模で展観し、三溪の文化人としての全体像に迫る。(会期中展示替えあり)
いっぽうで三溪は、独自の歴史観に基づき古美術品を精力的に収集したコレクターでもあった。また茶道具も集め、茶人としても知られた益田鈍翁(ますだ・どんのう)や高橋箒庵(たかはし・そうあん)らと交遊し、慣例にとらわれない自由な趣向の茶事を楽しんだ。
さらに、現在では国の名勝にも指定される「三溪園」を作庭したほか、書画でも才能を発揮し、アーティストとして活躍。そして、同時代の有望な美術家を積極的に支援し育んだパトロンでもあった。
本展は、三溪の4つの側面「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」としての業績に焦点を当てた展覧会。国宝、重要文化財指定の名品30件以上を含む三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件、関連資料を過去最大規模で展観し、三溪の文化人としての全体像に迫る。(会期中展示替えあり)