EXHIBITIONS

大森牧子

2019.06.21 - 06.30

大森牧子 19-12 2019

 大森牧子は1967年岡山県に生まれ、95年多摩美術大学大学院美術研究科修了。様々な角度から降り注ぐ光の線のように、キャンバスのうえに色彩の層を薄く重ねた絵画を制作している。近年はアクリル絵画に加え、銅版画の制作にも取り組み、自身の制作の幅を広げている。

「いつも立つ場所がある。同じ場所にいても日々違うものが見える」と語る大森。作品制作を通じて自分のいる場所からどのようものが見えるのかを考察し、自身の中にある本質について模索している。

 本展では、空気感や音などを色層で表現する大森の新作群を発表。空間全体を意識した作品構成となる。