EXHIBITIONS

日日是アート ニューヨーク、依田家の50年 展

2019.06.29 - 09.08

依田洋一朗 ひとつの夢をあまりにも長く追いかけた(『華麗なるギャツビー』) 2013 セゾン現代美術館蔵 撮影=Atelier Mole

依田寿久 無題 #12-03 2003 撮影=奥村光也

依田順子 雲の影 2007 撮影=奥村光也

 ニューヨークの一角にある、自宅兼アトリエでともに描き暮らす依田一家の展覧会が開催される。

 画家の依田寿久、依田順子を両親に持ち、自身も筆を取る依田洋一朗。1966年、26歳でアメリカに渡った寿久、それを追うようにして69年に同じ武蔵野美術大学に通った順子もニューヨークへ。両親と同様に画家となった洋一朗は47歳を迎え、3人のニューヨークでの日々は50年目を迎える。

 本展は、2012年に同館で開催した「記憶のドラマ 依田洋一朗展」を発展させた展覧会。アートと日常の関係性に、家族のあり様をひとつの視点として加え、ニューヨークのアトリエの様子を交えながら、依田家3人の作品各20〜30点を紹介する。