EXHIBITIONS
釣瓶悟史「風景のメソドロジー」
釣瓶悟史(つるべ・さとし)は1988年石川県生まれ。2012年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業し、現在は埼玉県を拠点に制作を行う。これまでの個展に「還る土地」(Gallery b. Tokyo、2012)、PLASTIC HORIZON(Gallery b. Tokyo、2016)、参加したグループ展にトーキョーワンダーウォール(東京都現代美術館、2015)がある。
釣瓶が手がけるのは、記憶をつなぎ合わせた風景のジオラマをモチーフとした絵画作品。直接的な経験と間接的な情報とが絡み合った、部分的な形態の寄せ集めからなるジオラマを描いた座標軸を持たない風景は、本物と偽物、ミクロとマクロの視点が同時に存在する多義的な空間となっている。
本展では、幅2.3メートルの大作を含む油彩画10点を展示。虚構の風景をモチーフとした油彩画は、見る者の風景のとらえ方を揺さぶる。
釣瓶が手がけるのは、記憶をつなぎ合わせた風景のジオラマをモチーフとした絵画作品。直接的な経験と間接的な情報とが絡み合った、部分的な形態の寄せ集めからなるジオラマを描いた座標軸を持たない風景は、本物と偽物、ミクロとマクロの視点が同時に存在する多義的な空間となっている。
本展では、幅2.3メートルの大作を含む油彩画10点を展示。虚構の風景をモチーフとした油彩画は、見る者の風景のとらえ方を揺さぶる。

