EXHIBITIONS

宮本隆司 いまだ見えざるところ

東京都写真美術館|05.13 - 07.14

宮本隆司 「ソテツ」より 2013 作家蔵 © Ryuji Miyamoto Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

宮本隆司 サッポロビール恵比寿工場 1990 作家蔵 © Ryuji Miyamoto Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

 宮本隆司は1947年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。建築雑誌の編集部を経て、75年に写真家として独立。86年の建築の解体現場を撮影した「建築の黙示録」、88年の香港の高層スラムに取材した「九龍城砦」が高い評価を受け、89年に第14回木村伊兵衛写真賞を受賞した。

 96年には第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展に参加。阪神淡路大震災によって破壊された建築物を撮影した写真で金獅子賞を受賞した。現在も国内外の美術展などで発表を続けるほか、近年は、両親の故郷である奄美群島・徳之島でアートプロジェクトを企画、運営するなど新たな活動にも取り組む。

 本展では、シリーズ「建築の黙示録」などの初期の作品から、アジアの辺境や都市を旅した「ロー・マンタン 1996」や、徳之島で制作した「東方の市」など約100点を展示し、人と場所を見つめてきた宮本の軌跡をたどる。