EXHIBITIONS
いつだって猫展
猫は古来より日本人が愛玩し、暮らしに寄り添ってきた動物。人との関わりの中で語られ、絵画の題材として描かれてきた。とくに江戸時代後期には現代と同じように「猫ブーム」が度々到来し、日常の可愛らしい仕草をした猫から、怪談話の化け猫や擬人化された猫まで、様々な姿となって浮世絵や絵入り本に登場した。また、幕末以降「猫が福を招く」という俗信から、各地で招き猫の土人形が盛んに制作された。
これまで東海・近畿地方などを巡回して好評を博し、東日本では仙台が初開催となる本展。「江戸の暮らしと猫」「化ける猫」「人か猫か、猫か人か」「福を招く猫」「おもちゃ絵になった猫」の5章にわけ、江戸〜明治時代にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を歌川国芳の浮世絵や版本、土人形などを通して紹介する。
これまで東海・近畿地方などを巡回して好評を博し、東日本では仙台が初開催となる本展。「江戸の暮らしと猫」「化ける猫」「人か猫か、猫か人か」「福を招く猫」「おもちゃ絵になった猫」の5章にわけ、江戸〜明治時代にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を歌川国芳の浮世絵や版本、土人形などを通して紹介する。


