EXHIBITIONS

せかいをうつす

2017.07.08 - 08.20

磯野泰治 and Ray 2014

磯野泰治 and Ray 2014

井村一巴 wonderwall-reading 2013

Hogalee Go Slowly Girl 2014

 藤沢市アートスペースでは、2015年の開館以来、藤沢市や湘南地域にゆかりのある若手アーティストの存在や動向を紹介する展覧会を企画してきた。6回目となる今回では、磯野泰治、井村一巴、Hogaleeらアーティストを紹介する。
 
 磯野泰治は2010年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻を修了。世界を構成する可視と不可視の要素を探求し、絵画表現で世界の真実を明らかにすることを目指している。
 
 また、井村一巴は写真による自画像を制作。写真を焼き付ける過程での針先による繊細な表現、調色などで独自の作品世界を作り上げ、世界における自己存在を客観的に抜き取る。
 
 ポップに描かれた女性像、マンガやグラフィティ表現を取り入れた絵画などで知られるHogaleeは、展示のテーマや場所に対する考察や関係性を反映し作品を制作している。
 
 「せかいをうつす」と題された本展にて、アーティストら3名が国家や地域あるいは自身を取り巻く環境など多様な意味を持つ「せかい」といかに向き合い、それらをどのように捉えてきたかを紹介するとともに、それぞれのアーティストが今日の「せかい」をうつした新作を展示する。