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植物の力 拡大する日本画 岩田壮平 浅見貴子

香川県立東山魁夷せとうち美術館|04.12 - 06.01

浅見貴子 桜木影向図 2015 撮影=長塚秀人

浅見貴子 桜木影向図(部分) 2015 撮影=金田幸三

岩田壮平 雪月花時最憶君-花泥棒(部分) 2014

 現代日本画の登竜門「東山魁夷記念日経日本画大賞展」にて大賞を受賞者した、岩田壮平と浅見貴子を紹介する展覧会が開催される。
 
 岩田壮平は1978年愛知県生まれ、2002年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画専攻日本画修了。幼少期より親しむ華道の経験を礎に、琳派などを参照した伝統的な技法と従来の日本画にはない装飾性によって、生命力あふれる作品を描いてきた。

 浅見は1964年埼玉県生まれ、88年多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。身近な樹木を丹念に描いたスケッチをもとに、「裏側から描く」という独自の技法で、墨跡の重なりからなるモノクロの風景を生み出してきた。

 花を探究し、自らの想像を写実から感覚へと昇華させる岩田と、水墨に新たな地平を拓き、風と光に満ちた樹々の世界を見せる浅見。本展では、日本画の継承者にして開拓者でもある2人の作品を通して、生の輝きをもたらす植物の力と日本画の未来を映し出す。