EXHIBITIONS

マン・レイ ワールド

東京富士美術館|04.01 - 06.29

マン・レイ(1890-1976) セルフ・ポートレイト 1924 ゼラチン・シルバー・プリント

 20世紀、フランスとアメリカを拠点に活躍したマン・レイは、画家、写真家、オブジェ作家、映像作家という多様な顔を持ち合わせた才能豊かなマルチアーティスト。そして、マン・レイは当時のパリの社交界において、画家や詩人はもとより貴族とも交友関係を結ぶような陽気な人柄の持ち主でもあった。

 本展は、「第1章:ニューヨーク⇄リッジフィールド時代」「第2章:第1次パリ時代」「第3章:ハリウッド→第2次パリ時代」の3章に分け、マン・レイの生涯をたどるもの。東京富士美術館が所蔵するマン・レイの絵画から、写真、オブジェ、書籍、映像まで、作品80点を一挙に公開する。

「私はうまくいこうといくまいと、自分の道を進むつもりだ。天才を花咲かせるのに必要なのは、意志の力と強情さである」という言葉通り、最期まで「自分の道」を貫き、作品を生み出し続けたマン・レイ。その独創的で愉快な作品群を通して、20世紀の「戦争の世紀」を超克するかのような、ウィットに富んだ芸術の世界を堪能したい。