EXHIBITIONS
蛇目・松原秀仁・藤原正和 三人展
反復
「反復」という共通項をそれぞれの作品に持つ、蛇目、松原秀仁、藤原正和による三人展。
蛇目は、アクリル絵具の層を何色も厚く塗り重ねたあと、彫刻刀で削り出す彫漆(ちょうしつ)に似た技法を用いて平面作品を制作し、削り出された模様と色の積層が生み出す彫り口のサイケデリックな模様で、鑑賞者に強烈なインパクトを与える。
同じく平面作家である松原は、ちぎり絵の手法をもとに、自身で塗装した紙を指や道具で同じ形に細く切り出し、基盤となる素材に貼りつけ重ねていく工程を繰り返すことで、多面的な解釈を許す抽象イメージを生み出している。
藤原の作品は蛇目、松原と趣を異にする。藤原は電気工事技術士の経験を活かし、カプセル、じゃばら、発泡スチロールなどの単色かつシンプルな構成物を機械によって反復させ、虫や生き物を思わせる動きのある作品を手がける。
蛇目は2010年以来7年ぶり、松原は2012年以来5年ぶり、そして藤原は初のYOD Galleryでの展示。
蛇目と松原は機械的に動く制作過程で、また藤原は機械を使って電気で動くキネティックアートの様式をもって、各々の反復作用で作品を表現する。
蛇目は、アクリル絵具の層を何色も厚く塗り重ねたあと、彫刻刀で削り出す彫漆(ちょうしつ)に似た技法を用いて平面作品を制作し、削り出された模様と色の積層が生み出す彫り口のサイケデリックな模様で、鑑賞者に強烈なインパクトを与える。
同じく平面作家である松原は、ちぎり絵の手法をもとに、自身で塗装した紙を指や道具で同じ形に細く切り出し、基盤となる素材に貼りつけ重ねていく工程を繰り返すことで、多面的な解釈を許す抽象イメージを生み出している。
藤原の作品は蛇目、松原と趣を異にする。藤原は電気工事技術士の経験を活かし、カプセル、じゃばら、発泡スチロールなどの単色かつシンプルな構成物を機械によって反復させ、虫や生き物を思わせる動きのある作品を手がける。
蛇目は2010年以来7年ぶり、松原は2012年以来5年ぶり、そして藤原は初のYOD Galleryでの展示。
蛇目と松原は機械的に動く制作過程で、また藤原は機械を使って電気で動くキネティックアートの様式をもって、各々の反復作用で作品を表現する。




