EXHIBITIONS

GUIDE WEST

岩谷雪子、柴田敏雄、篠田守男、小栁仁志

SUNDAY、CAPSULE
2019.03.02 - 03.31
 「GUIDE WEST」は、関西のギャラリー4軒が集結し、東京のCAPSULE、SUNDAYにおいて、それぞれの所属作家を紹介するプロジェクト。今回は、岩谷雪子(The Third Gallery Aya)、柴田敏雄(YOSHIAKI INOUE GALLERY)、篠田守男(TEZUKAYAMA GALLERY)、小栁仁志(MORI YU GALLERY)の4名が参加する。

 岩谷は1958年北海道札幌市出身。81年武蔵野美術大学日本画科卒業。個展や展覧会が開催される地で見つけた植物を採集し、それらをもとに制作した立体作品やインスタレーションを発表している。

 柴田は1949年東京都出身。自然の中のダムなどの構造物を大胆に切り取る手法で知られる写真家。第17回木村伊兵衛賞(1992)、第25回東川写真賞国内作家賞(2009)、日本写真協会作家賞受賞(2009)受賞。2000年代に銀塩写真からカラー写真に移行し、活動を続けている。

 篠田は1931年東京都出身。複数のワイヤーを用いて、抽象的なオブジェクトを中空に吊るした金属彫刻を手がけている。またモニュメント作品が、東京都庁舎や東京都立先端技術センター、桃山学院大学などに常設展示されている。

 小栁は76年大分県生まれ、2004年多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻修了。受賞歴に、「トーキョーワンダーウォール 2003 大賞」(2003)、「ART 38」優秀賞。日々の気づきを風景に見立て、絵画化している。