EXHIBITIONS

内田亜里写真展「居る所絶島」

2019.03.04 - 03.16

内田亜里 葬る山 木坂 2018

 美術評論家・鷹見明彦の企画作家のその後をたどる展覧会シリーズ。MUSÉE Fでは、2010年に個展「Earthbound」を開催した写真家の内田亜里を紹介する。

 内田は1978年東京都生まれ、2001年東京造形大学写真コース卒業。06年文化庁新進芸術家国内研修員(東京芸術大学写真センター)、12年に平成24年度ポーラ美術振興財団在外研修員として渡印(インド、ゴア)。主な展覧会に、「ザ・ニュー・ヴィジョン」(ポーラミュージアムアネックス、東京、2015)、「序曲、出会いと五感の交響楽=大分」(大分県立美術館、2014)などがある。

 内田は10年にわたって長崎県対馬の集落や未開の地を撮影。「居る所絶島」と題して、かつてボーダレスに文化が行き来していた島の曖昧な境界や、日本という大きな島国の象徴としての対馬を写真で表現している。

 本展では、「居る所絶島」シリーズより2018年に撮影された写真を中心に、未発表作40余点を展示。近年研究を続けているゴム印画とプラチナプリントを融合させた古典技法を用いてプリントされる。