EXHIBITIONS
安藤孝浩 個展
美術評論家・鷹見明彦の企画作家のその後をたどる展覧会シリーズ。表参道画廊では、2002年のMUSEE F開設記念展「LUMINAS / 光の振幅」に出品した、安藤孝浩を紹介する。
安藤は1965年生まれ、91年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。工学的な装置を利用した、フィクションと現実の世界とを行き来するような作品を制作している。2004年、植物の種子から発生する微弱光を光電子増倍管でリアルタイムにとらえ、可視化した「生物フォトン」が、第8回文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品に選ばれた。
2009〜12年には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施した文化・人文社会科学利用パイロットミッションで、宇宙ステーションの微小重力下における水の振る舞いを通して、地球を眺めるといった日本の月見文化を逆転させた案をJAXAと企画。12年にISS国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の中で、カナダ人宇宙飛行士のクリス・ハド・フィールドによって実施された映像作品《お地球見》を発表した。
本展では、JAXAとの共同による《お地球見》や、「生物フォトン」シリーズの近作を公開する。
安藤は1965年生まれ、91年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。工学的な装置を利用した、フィクションと現実の世界とを行き来するような作品を制作している。2004年、植物の種子から発生する微弱光を光電子増倍管でリアルタイムにとらえ、可視化した「生物フォトン」が、第8回文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品に選ばれた。
2009〜12年には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施した文化・人文社会科学利用パイロットミッションで、宇宙ステーションの微小重力下における水の振る舞いを通して、地球を眺めるといった日本の月見文化を逆転させた案をJAXAと企画。12年にISS国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の中で、カナダ人宇宙飛行士のクリス・ハド・フィールドによって実施された映像作品《お地球見》を発表した。
本展では、JAXAとの共同による《お地球見》や、「生物フォトン」シリーズの近作を公開する。