EXHIBITIONS
シャルル=フランソワ・ドービニー展
バルビゾン派から印象派への架け橋
バルビゾン派の中心人物のひとりに数えられる19世紀フランスの風景画家、シャルル=フランソワ・ドービニー。はじめは、宗教や神話を主題とした古典的な作品を描き、次第に自然の美しさに関心を寄せて、ヨーロッパ各地を旅しながら実景に基づいた風景画を手がけた。
オワーズ川をはじめ、セーヌ川やその支流、さらに海岸などを好んで題材としたことから「水の画家」とも呼ばれたドービニー。刻々と変化する水辺の情景をすばやいタッチで描写した作品は、モネやゴッホなど、後の印象派の画家たちに大きな影響を与えた。
ドービニーを本格的に紹介する国内初の展覧会となる本展は、フランスのランス美術館を中心に、国内外各地の美術館・個人が所蔵する作品で構成。初期から晩年までの絵画や、並行して多数制作した版画作品約60点に加え、コローやクールベ、ドーミエ、デュプレ兄弟、息子のカールといった周辺画家たちの作品約20点が展示される。
オワーズ川をはじめ、セーヌ川やその支流、さらに海岸などを好んで題材としたことから「水の画家」とも呼ばれたドービニー。刻々と変化する水辺の情景をすばやいタッチで描写した作品は、モネやゴッホなど、後の印象派の画家たちに大きな影響を与えた。
ドービニーを本格的に紹介する国内初の展覧会となる本展は、フランスのランス美術館を中心に、国内外各地の美術館・個人が所蔵する作品で構成。初期から晩年までの絵画や、並行して多数制作した版画作品約60点に加え、コローやクールベ、ドーミエ、デュプレ兄弟、息子のカールといった周辺画家たちの作品約20点が展示される。