EXHIBITIONS

REBORN 蘇る名刀

2019.01.07 - 02.24

太刀 銘 備前国助平 平安時代 日光東照宮宝物館蔵

刀 無銘 左〈名物 織田左文字〉 南北朝時代 彦根城博物館蔵

短刀 銘 行光〈名物 不動行光〉 鎌倉時代 個人蔵

 時代を超えて人々を魅了する日本刀。その中でも名刀と呼ばれる刀剣は、特別な霊力を秘める宝物であるとともに、権力の象徴でもあった。しかし長い歴史で、大坂城落城、明暦の大火、関東大震災などの戦乱や天災に巻き込まれ、火に包まれた名刀も数多くある。そのため、日本人は焼き直しという手法で傷ついた刀剣に再び命を吹き込み、今日まで大切に伝えてきた。現在では文化財保護の観点も視野に入れ、この試みが続けられている。

 本展では、様々な困難をくぐり抜け、美しい輝きを取り戻した刀剣を中心に約50件を紹介。大坂城の落城から逃れた豊臣家の蔵刀や、関東大震災で罹災した水戸徳川家、井伊家の刀剣、徳川歴代将軍より奉納された日光東照宮の刀剣、秋葉山本宮秋葉神社で山火事に遭った刀剣などが集う。