EXHIBITIONS
「room」増村真実子個展
増村真実子は1986年東京都生まれ。2009年東京藝術大学美術学部工芸科卒業、14年同大学大学院美術研究科彫刻専攻研究生修了。2011年に日本ペイントデザインアワード受賞。乾漆という日本古来の仏像彫刻に用いられた漆工技法で、現代的な感性を有したポップな造形の彫刻作品を制作している。
「仏像彫刻」「用の美」の中で日本人に馴染みの深い素材である漆をメディアとして制作される増村の作品は、単純化されたかたちの有機体や、擬人化された人物、ときにジェンダーレスとも見受けられる人物など、情報を極めて排除し、対象の本質のみを可視化している。
本展では、日常風景や記憶の断片から着想を得た、日本人の琴線を揺さぶる作品群を展示する。
「仏像彫刻」「用の美」の中で日本人に馴染みの深い素材である漆をメディアとして制作される増村の作品は、単純化されたかたちの有機体や、擬人化された人物、ときにジェンダーレスとも見受けられる人物など、情報を極めて排除し、対象の本質のみを可視化している。
本展では、日常風景や記憶の断片から着想を得た、日本人の琴線を揺さぶる作品群を展示する。