EXHIBITIONS

継ぎ接ぎ展

2019.01.26 - 02.23

厚地朋子 FOLD 2017

井田大介 「Photo Sculpture」(3331 アーツ千代田、東京、2018)での展示風景

山下耕平 Light of City 2011

 「コラージュ」をキーワードに、厚地朋子、井田大介、山下耕平の3名によるグループ展が開催される。
 
  厚地は1984年岡山県生まれ。2008年京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業、10年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画領域油画修了。主な個展に、「コズミックダンス」 (taimatz、東京、2016)、 「ヘビノス」(TARO NASU、東京、2009)、グループ展に「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」(兵庫)、 「絵画の在りか -the way of PAINTING-」(東京オペラシティ アートギャラリー、2014)。歪みと安定を内在した空間に、室内風景や田園風景、人物などを配した絵画作品を描いている。
 
 井田は1987年鳥取県に生まれ。2015年東京藝術大学大学院美術研究科修了、16年MADアーティストプラクティス修了。主な個展に、 「Photo Sculpture」(3331 アーツ千代田、東京、2018)、グループ展に 「ラブラブショー2」(青森県立美術館、2017)、「第19回岡本太郎現代芸術賞展」 (川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2016)。インターネット上にある画像データをもとに3Dデータを作成・視覚化し、彫刻作品として発表している。

 山下は1983年茨城県生まれ。2008年京都市立芸術大学美術学部構想設計専攻卒業、10年京都市立芸術大学大学院美術研究科造形構想専攻修了。主な個展に「WOODS」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2017)、「ケルン・現在位置」(INAXギャラリー2、東京、2009)、グループ展に 「中景 -The Glory(of phenomenon): Act Ⅱ-」(HOTEL ANTEROOM KYOTO、2016)。「遠近」をテーマに、スケール・距離・時間・空間のズレや揺らぎ、ノイズから現在位置の再測定を試みる作品を様々な表現媒体を用いて発表している。

 本展では、コラージュを広義にとらえてその切断と接続の部位を観察し、ネットワークの高度化によって接続することに慣れた現代の身体を再認識することを試みる。