EXHIBITIONS

平成30年度独立行政法人国立美術館巡回展 国立国際美術館コレクション

美術のみかた 自由自在

2019.02.16 - 03.24

ポール・セザンヌ 宴の準備 1890頃 国立国際美術館蔵

 現代美術を発信する美術館として、1977年の開館以来、国内外の現代美術作品を中心に収集・展示してきた国立国際美術館。そのコレクションは約8000点にものぼり、その方向性は戦後日本美術と世界美術との関わりを明らかにしようとするもので、現代美術に影響を与えた19世紀美術から日々生み出される新しい表現の作品群が充実している。

 本展では現代美術入門編として、国立国際美術館のコレクションの中から、セザンヌ、ピカソを起点に、ウォーホール、草間彌生、奈良美智など同時代作家まで、戦後から現代に至る多彩な作品を、「みること」をテーマに紹介。平面・ 立体・インスタレーション・映像などの幅広い表現を「イメージと物質」「表層と深層」「可視と不可視」という3つの切り口から自由自在に見ていこうという試みの展覧会である。