EXHIBITIONS
松尾敏男展
牡丹の名手として知られ、花鳥や人物、風景、動物など幅広いテーマに取り組んだ日本画家・松尾敏男の没後初となる回顧展が開催される。
松尾は1926年長崎県出身。43年より堅山南風に師事し、院展に出品。24年に初入選し、その後も同展を舞台に受賞を重ねる。2012年には文化勲章を受章。清澄な色彩が特徴の作品には、対象と真摯に向き合い、画を愛し描くことに人生を捧げた松尾の誠実な人柄までもが感じられる。
本展は、生前に作家自ら出品作を選定し、「最後の展覧会」と位置づけていた企画展。一途に画道を追究した松尾の、格調高い世界を楽しみたい。
松尾は1926年長崎県出身。43年より堅山南風に師事し、院展に出品。24年に初入選し、その後も同展を舞台に受賞を重ねる。2012年には文化勲章を受章。清澄な色彩が特徴の作品には、対象と真摯に向き合い、画を愛し描くことに人生を捧げた松尾の誠実な人柄までもが感じられる。
本展は、生前に作家自ら出品作を選定し、「最後の展覧会」と位置づけていた企画展。一途に画道を追究した松尾の、格調高い世界を楽しみたい。