EXHIBITIONS

Fujisawa Art Re; public – 藤沢で再発見! まちのアート探訪 –

2018.12.15 - 2019.01.11

加藤顕清 弁財天と世界女性群像噴水池(部分) 1964 北緑地広場(オリンピック記念公園)

 藤沢市アートスペースは、今年より市内に点在するパブリックアートの調査を開始。20年には、市内全域を網羅したマップの制作、冊子の刊行を予定している。

 パブリックアートとは、一般的に公共空間のための芸術作品のこと。博物館・美術館やギャラリーのような専用の展示スペースではなく、公園や市街地、または各種公共施設の敷地や建物内などに恒久的に設置されている芸術作品を指す。

 本展では、佐藤忠良や菅沼五郎、高田博厚ら著名な彫刻家が手がけた作品を含む、市内のパブリックアートの調査の途中経過を、写真や資料で紹介。また、湘南工科大学総合デザイン学科の学生が発見した藤沢の既存のパブリックアートの新たな表情、目に留まる不思議なオブジェや町の風景を「ニュー・パブリックアート」として位置づけ、それらを映像作品化する。

 マップ刊行に向け、会期中にパブリックアートの情報を募集。マップづくりに参加しながら、藤沢市の探訪を楽しんでみてはいかがだろうか。
※東京2020公認プログラム