EXHIBITIONS

ものづくりシリーズ

愛でるボタン展 〜アイリスのボタンづくり〜

2018.11.10 - 2019.01.14

超絶技巧ミクロモザイク 18世紀イタリア 18 金土台に色ガラス

ビクトリア朝の傑作ゲイ 90ʼs ボタン 19世紀イギリス 金属土台にガラス

貴族の上着を飾ったピクチャボタン 18世紀フランス 象牙薄板に細密画

 太田市に受け継がれてきた「ものづくり」の遺伝子を探求する新たな企画展シリーズの第1弾では、ボタンづくりで日本一のシェアを誇る「アイリス」と協働し、ものづくりのなかにある「創造性」の発掘を試みる。

 本展では、アイリスが運営する「ボタンの博物館」が所有する世界的にも貴重なボタンのコレクションの特別展示を行うほか、群馬県在住の芥川賞作家・絲山秋子(いとやま・あきこ)と、地元太田市在住の写真家・吉江淳が太田市内のボタン工場を訪ね、テキストと写真でボタンづくりの魅力を語る。

 会場構成は建築家の平田晃久、グラフィックを平野篤史が担当。本展キュレーターはボタンの博物館学芸員の金子泰三が務める。