EXHIBITIONS
中村ケンゴ「モダン・ラヴァーズ」「JAPANS」
Eメールで使われる顔文字や、ワンルーム・マンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフを用い、日本画の技法でユニークな絵画を描く中村ケンゴ。近年では2017年の「かけがわ茶エンナーレ」、また横浜美術館に所蔵される《コンポジション・トウキョウ》が2018年3〜6月まで開催されたコレクション展に展示され注目された。
また、絵画制作だけでなく、他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションのほか、展覧会、シンポジウムの企画運営を手がけ、2015年に『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』(編著=中村ケンゴ、共著=眞島竜男、永瀬恭一、楠見清、木村絵理子、小金沢智)を刊行するなど活躍の場を広げている。
今回は現代社会や大衆文化といったこれまで取り組んできたテーマの集大成として、ギャラリースペースを区切り、2つの個展「モダン・ラヴァーズ」と「JAPANS」を開催。明治から150年、平成最後の年に、あえて日本の美術を通して「モダン」を考える。
「モダン・ラヴァーズ」展では、西欧を中心とした印象派以降の近代絵画を再構成して和紙にプリントし、その上から日本画顔料の岩絵具で塗り潰していく工程で描いた絵画シリーズを発表。「JAPANS」展では、地理的な条件から日本人がかたちづくってきた近代、現代へと続く文化を、平成時代の視点から様々な「画」を通して見直す。
また、絵画制作だけでなく、他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションのほか、展覧会、シンポジウムの企画運営を手がけ、2015年に『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』(編著=中村ケンゴ、共著=眞島竜男、永瀬恭一、楠見清、木村絵理子、小金沢智)を刊行するなど活躍の場を広げている。
今回は現代社会や大衆文化といったこれまで取り組んできたテーマの集大成として、ギャラリースペースを区切り、2つの個展「モダン・ラヴァーズ」と「JAPANS」を開催。明治から150年、平成最後の年に、あえて日本の美術を通して「モダン」を考える。
「モダン・ラヴァーズ」展では、西欧を中心とした印象派以降の近代絵画を再構成して和紙にプリントし、その上から日本画顔料の岩絵具で塗り潰していく工程で描いた絵画シリーズを発表。「JAPANS」展では、地理的な条件から日本人がかたちづくってきた近代、現代へと続く文化を、平成時代の視点から様々な「画」を通して見直す。




