EXHIBITIONS

花沢忍「まわる世界」

花沢忍 夏がいってしまう 2018

花沢忍 宇宙からきたおとこ 2018

花沢忍 バナナをください 2018

花沢忍 冬の夜 2018

 花沢忍は1989年神奈川県生まれ。「トーキョーワンダーウォール」(2015)、「第19回岡本太郎現代芸術賞展」(2016)、「TAMAVIVANT Ⅱ 2016」などに出品しており、「シェル美術賞展 2017」では能勢陽子審査員賞を受賞。主な個展に「happyend」(POCKET、愛知)、「うつつ」(バンビナートギャラリー、2015)、「TWS-Emerging 2016」(トーキョーワンダーサイト渋谷)などがある。

 絵画作品を中心に、詩やダンスなど様々な手法で作品を制作してきた花沢。ドローイングやペインティングでは、特徴的なタッチで人物や動物、色鮮やかな植物が描写されている作品もあれば、ひっそりと静かに佇むような作品もある。

 本展では2018年の個展「happy end」で発表した作品を含む新作絵画を展示。ひとつの絵画の中、またそれぞれの作品の関係を通して、相反する要素の循環が、世界を成り立たせていることを気づかせる。