EXHIBITIONS
ギャラリー桜林・ミヅマアートギャラリー共同企画
水野里奈「水の結びめ」
常陸国出雲大社の境内にある「ギャラリー桜林」で、重層的な空間を絵画に描く水野里奈の個展が開催されている。
水野は1989年愛知県生まれ。2012年名古屋芸術大学卒業、14年に多摩美術大学大学院修了。17年に大原美術館での滞在制作を経て、その後の個展や展覧会で緻密さと奔放さをあわせ持つ作品で高い評価を受けた。
中東の細密画の装飾性、伊藤若冲の水墨画における筆致の要素、キャンバス地そのものの3点を重視し、それぞれを生かすことで画面空間を重層的に置き換え構成される水野の作品。「見ても見きることのできない絵画」を目指していると、作家自身が語っている。
本展では、水にも関連して祀られる常陸国出雲大社の境内にある大しめ縄から着想し、「本来結ぶことのできない水を具体的なかたちにして編み込むことができるとすればどのような表現になるだろうか」という問いから制作された作品を展示する。
水野は1989年愛知県生まれ。2012年名古屋芸術大学卒業、14年に多摩美術大学大学院修了。17年に大原美術館での滞在制作を経て、その後の個展や展覧会で緻密さと奔放さをあわせ持つ作品で高い評価を受けた。
中東の細密画の装飾性、伊藤若冲の水墨画における筆致の要素、キャンバス地そのものの3点を重視し、それぞれを生かすことで画面空間を重層的に置き換え構成される水野の作品。「見ても見きることのできない絵画」を目指していると、作家自身が語っている。
本展では、水にも関連して祀られる常陸国出雲大社の境内にある大しめ縄から着想し、「本来結ぶことのできない水を具体的なかたちにして編み込むことができるとすればどのような表現になるだろうか」という問いから制作された作品を展示する。