EXHIBITIONS
猪瀬直哉「Blue」
猪瀬直哉は1988年、神奈川県生まれ。2012年に東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業し、文化庁新進芸術家海外研修員として渡英。その後、2017年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートMA Fine Artsを修了し、現在ロンドンを拠点に活動している。17年度に「20th DOMANI・明日展」(国立新美術館)に出展。作品収蔵先には、高橋コレクションやベネトンコレクションがある。
自然界と人間の強欲なあり方、それによって生み出される不調和な関係性を探求する猪瀬は、細部まで精巧な風景と、抽象的な世界を、油絵の技術によってキャンバスに描写。ロマン派の風景絵画や、マーク・ロスコやバーネット・ニューマンらの抽象絵画の色面構成に影響を受けた、ダイナミックな風景画は、人が自然といかに向き合っているのかを問い、またポストモダニズムにおける絵画の役割、そしてそれがどのように変化しているかについての考察がなされている。
本展では、猪瀬の原点とも言える「ブルー」をテーマに、新作と旧作を回顧展形式で展示。大気や空、海、またメランコリック的要素を感じさせる、様々な青を楽しみたい。
自然界と人間の強欲なあり方、それによって生み出される不調和な関係性を探求する猪瀬は、細部まで精巧な風景と、抽象的な世界を、油絵の技術によってキャンバスに描写。ロマン派の風景絵画や、マーク・ロスコやバーネット・ニューマンらの抽象絵画の色面構成に影響を受けた、ダイナミックな風景画は、人が自然といかに向き合っているのかを問い、またポストモダニズムにおける絵画の役割、そしてそれがどのように変化しているかについての考察がなされている。
本展では、猪瀬の原点とも言える「ブルー」をテーマに、新作と旧作を回顧展形式で展示。大気や空、海、またメランコリック的要素を感じさせる、様々な青を楽しみたい。