EXHIBITIONS

入江一郎「ペタン師|The Imposters」

2018.11.24 - 12.22

入江一郎 ImposterよりLoita 2018

 入江一郎は1969年東京都生まれ。2歳で日本からロサンゼルスに移住し、現在も同地に在住。ロサンゼルスのベストシークレットギャラリーにも選出された「JAUS」を主宰し、ドイツ、北欧での展覧会のキュレーションも手がける。また大学講師、ミュージシャンの顔も持ち、多岐にわたって活動している。

 2012年の日本初個以降、日本でのグループ展にも参加。近年では、「めがねと旅する美術展」(島根県立石見美術館、2018)、「入江一郎・岡本光博・島本了多 アルカイック・ヴァンガード」展(eitoeiko、2017)などに出品した。
 
 本展では、ポスター貼付用の合成ゴムを練り、重ねることによって描かれた立体的な絵画作品を発表。写真集のポスターや映画のキーとなる小道具など、自ら偽者(imposter)として振る舞う作品群は、文化の消費や変容を示す。