EXHIBITIONS
京都市立芸術大学退任記念
秋山陽 —はじめに土ありき—
土の物質性やエネルギーと真摯に向き合い、スケールの大きな立体作品を手がけてきた秋山陽。内部と外部、生成と崩壊、人工と自然、重力と反重力、連続と分断といった関係性を重視しながら、土と自らの創意との融合を試みてきた。
黒陶を用いて制作に取り組んだ活動初期から、本焼き焼成後に鉄粉を施し、動的な土の質感を引き出すための手法を確立して今日に至るまで、その姿勢は一貫している。
京都市立芸術大学退任を記念する本展では、着任して間もなく発表した代表作《Oscillation Ⅱ》(1989)と新作を展示。秋山の、およそ30年の軌跡を展観する。
黒陶を用いて制作に取り組んだ活動初期から、本焼き焼成後に鉄粉を施し、動的な土の質感を引き出すための手法を確立して今日に至るまで、その姿勢は一貫している。
京都市立芸術大学退任を記念する本展では、着任して間もなく発表した代表作《Oscillation Ⅱ》(1989)と新作を展示。秋山の、およそ30年の軌跡を展観する。