EXHIBITIONS

重本晋平「まち植え展」

重本晋平「まち植え展」より

 重本晋平は1985年京都府出身。2007年より、路上観察で発見した身近な植物を写真に撮影し、それぞれに独自なタイトルをつけることで、日常の風景を柔らかな想像力で読み換えてゆく「まちくさ」というプロジェクトを行ってきた。

 それと同時期に、参加型のプログラム「まちくさワークショップ」も開始。自ら「まちくさ博士」というキャラクターになりきり、全国各地の小学校や施設を訪問し、数多くのワークショップを実施している。

 2018年春から京都府綾部市に拠点を移し、豊かな自然に囲まれた生活を始めた重本。新しい環境に身を置いて、「まち」や「くさ」がこれまでと少し違って見えるようになった言う。

 本展では、こうした中で生まれたイメージを鉢植え植物のスケール感で表現した、新作のドローイングシリーズを発表。会場には、観客の参加できる「まち植えぬり絵」コーナーの設置や、展覧会の準備期間にフィールドワークで撮影した写真、成長過程の様々なアイデアを描き溜めたスケッチブックなどの資料も展示される。