マリオ・トレーホ「Idiosyncratic Tatntrums」

　動的な「印」の蓄積によって特異的なイメージを創出するアーティスト、マリオ・トレーホの個展が開催される。

　トレーホは1979年生まれ。2005年にシカゴ美術館付属美術大学（SAIC）を卒業後、2008年にサンフランシスコ・アート・インスティテュートを修了。現在はシアトルを拠点に制作を行い、これまで、アメリカ各地、カナダ、日本、台湾で作品を発表してきた。

　本展では、新作を中心にペインティング12点を展示。発光物質を含んだ蓄光塗料や、作家がコンセプトとする「加法／減法」の一部であるサンディングなどのプロセスを用いた、新たな試みによって表現の幅を広げる。