EXHIBITIONS
ヴィレ・アンデション「I CAN’T GO ON. I WILL GO ON.」
多様なメディアと方法論を用い、美術史と現代社会の問題の双方に接続する作品を制作するフィンランド出身のアーティスト、ヴィレ・アンデションの個展が開催される。
アンデションは1986年は生まれ。2012年フィンランド芸術アカデミー修了し、15年にフィンランドの若手芸術家に贈られる最高賞「Young Artist of the Year」を受賞。18年にはThe Watermill Center(アメリカ、ニューヨーク)のレジデンスアーティストに選ばれた。また近年のプロジェクトで、フィンランド郵便公社の切手、テーブルウエアのデザイン、舞台美術や公共施設のアートディレクションなどにも取り組む。
2017年にアメリカ・ニューメキシコ州の砂漠でアンデションが撮影した、1枚の写真を出発点とする本展は、モノクロームの風景イメージ、平面に出力された3Dモデリングソフトによる仮想空間での人体の彫刻、インクと鉛筆によるドローイングで構成される。
時間や場所の感覚を失わせる真白な砂の光景は、不在だけではなく、過去に存在したものや、未来に存在しうるものについての思慮を促すものだというアンデション。日本を訪れた作家が影響を受けたという「細部への意識」や「間」といった概念も取り込み、ニューヨークのレジデンスを経てブラッシュアップした作品群を発表する。
アンデションは1986年は生まれ。2012年フィンランド芸術アカデミー修了し、15年にフィンランドの若手芸術家に贈られる最高賞「Young Artist of the Year」を受賞。18年にはThe Watermill Center(アメリカ、ニューヨーク)のレジデンスアーティストに選ばれた。また近年のプロジェクトで、フィンランド郵便公社の切手、テーブルウエアのデザイン、舞台美術や公共施設のアートディレクションなどにも取り組む。
2017年にアメリカ・ニューメキシコ州の砂漠でアンデションが撮影した、1枚の写真を出発点とする本展は、モノクロームの風景イメージ、平面に出力された3Dモデリングソフトによる仮想空間での人体の彫刻、インクと鉛筆によるドローイングで構成される。
時間や場所の感覚を失わせる真白な砂の光景は、不在だけではなく、過去に存在したものや、未来に存在しうるものについての思慮を促すものだというアンデション。日本を訪れた作家が影響を受けたという「細部への意識」や「間」といった概念も取り込み、ニューヨークのレジデンスを経てブラッシュアップした作品群を発表する。



