TOHOKU CALLING 大学院レビュー

　絵画をはじめ、工芸、彫刻、歴史文化まで、あらゆるジャンルの作品が集う、東北芸術工科大学大学院生と修了生による展覧会「TOHOKU CALLING 大学院レビュー」が開催される。

　出展作家は、都市と伝統的な建造物や風土を多層的に描いた鳥瞰図によって、新たな景観を表出される藤原泰佑、これまで鶴や鯉といった和を連想させるモチーフを用い、金粉や銀粉をあしらった優美な漆芸作品を手がける五月女晴佳と、在籍生の小野木亜美（洋画）、三浦彩希（工芸）、鈴木咲穂（日本画）、追沼翼（デザイン）、春原直人（日本画）の7名。

　展覧会最終日には、同大学・大学院の教授を迎えて各作品のレビューとトークを実施し、作家たちが東北の地での制作で何を感じ、どのようにして作品をつくり上げていったのか、その眼差しに触れる。