EXHIBITIONS

花鳥風月

こころに響く美の世界 光ミュージアムの名品より

2018.09.14 - 11.04

宗達工房 四季草花図屏風(右隻) 江戸前期

上村松園 三美人之図 明治41(1908)

菱田春草 瀑布(流動) 明治34(1901)

速水御舟 牡丹睡猫 大正15(1926)

 中部地区最大級の博物館・美術館の複合施設、岐阜県高山市にある光(ひかる)ミュージアムのコレクションが公開される。

 光ミュージアムは、太古の化石資料から古代文明にまつわる遺物、古画、浮世絵、日本画、書、洋画、工芸、現代美術など、多岐にわたる分野の作品を収蔵。とりわけ、近代日本画・浮世絵・書においては、質・量ともに有数のコレクションを誇る。
 
 本展では、「花鳥風月」をテーマに、これまでまとまった形で紹介される機会がなかった光ミュージアムの、近世から現代までの日本画の名作を中心に展示。上村松園、菱田春草、速水御舟、宗達工房などによる作品に加え、日本古来の美意識を感じさせる書や陶芸作品も並ぶ。