EXHIBITIONS
心をつなぐあたたかな色 柿本幸造の絵本の世界
100万部を超えるベストセラーとなった『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)や、1971年から小学校の国語の教科書での掲載が続く『くじらぐも』(光村図書出版)の絵でも親しまれる絵本画家・柿本幸造の展覧会が武蔵野市立吉祥寺美術館で開催される。
柿本は1915年広島県生まれ。広告関係の会社に務め、戦後より子ども博覧会の企画や会場構成に携わり、日産自動車のカレンダーなどのイラストを担当。54年7月号の『よいこのくに』(学研)で初めて挿絵を担当して以降、『ワンダーブック』(世界文化社)、『ひかりのくに』(ひかりのくに)などの月刊絵本、図鑑へ活躍の場は広げた。
本展では、月刊絵本の挿絵などの初期作品に加え、約30年をかけて26冊が刊行された『どんくまさん』シリーズ(至光社)、『どうぞのいす』をはじめとする代表的な絵本の数々、そして89年から亡くなるまで手がけた『にじのひろば』(至光社)の表紙画に至るまで、原画やラフスケッチなど約200点を展示する。
柿本は1915年広島県生まれ。広告関係の会社に務め、戦後より子ども博覧会の企画や会場構成に携わり、日産自動車のカレンダーなどのイラストを担当。54年7月号の『よいこのくに』(学研)で初めて挿絵を担当して以降、『ワンダーブック』(世界文化社)、『ひかりのくに』(ひかりのくに)などの月刊絵本、図鑑へ活躍の場は広げた。
本展では、月刊絵本の挿絵などの初期作品に加え、約30年をかけて26冊が刊行された『どんくまさん』シリーズ(至光社)、『どうぞのいす』をはじめとする代表的な絵本の数々、そして89年から亡くなるまで手がけた『にじのひろば』(至光社)の表紙画に至るまで、原画やラフスケッチなど約200点を展示する。