六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018

　六甲山の自然を散策しながら、土地柄や景観を生かした現代美術の作品と出会える「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」。9回目となる今回は、安藤忠雄設計の「風の教会（六甲の教会）」が加わった、11施設に作品が点在する。

　参加アーティストは、インターネット上の画像を再構築し、カオス的な画面を表現する梅沢和木、立体や平面作品を併置させ、映像と展示空間が交差するようなビデオインスタレーションに取り組むさわひらき、地域性を生かしたアート活動を展開する日比野克彦ほか、大宮エリー、開発好明、川上和歌子、髙橋匡太、中﨑透、花田千絵、ユアサエボシら、招待アーティストと公募によって選出された37組。

　自然と作品が融合した、フォトジェニックスポットが数多くあるのも本展の魅力のひとつ。作品鑑賞とともに、普段は非公開となっている「風の教会（六甲の教会）」や六甲山の景観もあわせて楽しみたい。