EXHIBITIONS

彫刻 | 絵画 -Portrait of an Invisible man

石塚隆則 totem “tenchimuyo" 2012/18 © Takanori Ishizuka

高木真希人 Snap 37 2018 © Makito Takagi

 SNSの普及などにより目の前に写る表面のみに目が行きがちないま、改めて自身や他者と向き合うことを主軸に、石塚隆則と高木真希人による2人展を開催する。

 石塚は1970年神奈川県生まれ。近年の個展に「飛天」(A/D Gallery Roppongi、2018)、「ねむりと死」(un petit GARAGE、2017)などがある。いっぽう高木は86年静岡県出身、2010年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。11年まで表現集団「オル太」に在籍した。

 石塚は彫刻作品、高木は絵画と、表現手段やテーマは異なるものの、それぞれの作品には共通して擬人化された小動物やケモノ、怪獣のような実在しないものが登場する。表情が読み取れない架空の生きものたちの肖像は、強烈なインパクトで鑑賞者の視点や意識を誘導し、作家各々の関心や共感、様々な思いといった目には見えない内面をも気づかせる。

 本展では、石塚と高木の新作および未発表作を展示。芸術形態のなかでも長い歴史を持つ肖像の多様化に注目するとともに、人と人の関わりとその背景にあるものに目を向ける。