EXHIBITIONS
シルケ・オットー・ナップ 「スミレ」
風景画をはじめ、舞台美術やパフォーマンスに関する歴史的資料に基づく絵画を制作してきたシルケ・オットー・ナップは、1970年ドイツに生まれ、ヒルデスハイム大学でカルチュラル・スタディーズを専攻。その後ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。アメリカ、イギリス、ドイツ、デンマークなどで個展を開催するほか、リバプール・ビエンナーレ2018「Beautiful world where are you?」、「Made in L.A. 2016: a, the, though, only」(ハマー美術館、ロサンゼルス、2016)など国際的な展覧会にも多数参加してきた。
本展では、複数のパネルからなる大型絵画作品《Stage(After Schwitters)》とともに、小規模な絵画作品6点を展示。1920年代中頃、どの脚本・作品形態にも対応できる「ノーマルビューネ(「標準的な舞台」もしくは「ノーマルステージ」)」というコンセプトで構成された、クルト・シュヴィッタースの舞台装置を想起させる空間となる。
本展のタイトルは、シュヴィッタースが同輩や友人の言葉を精選してまとめた詩誌名からとったもの。「スミレ」は本展で展示される一連の絵画の出発点であり、作品に一種の枠組みを与える。
本展では、複数のパネルからなる大型絵画作品《Stage(After Schwitters)》とともに、小規模な絵画作品6点を展示。1920年代中頃、どの脚本・作品形態にも対応できる「ノーマルビューネ(「標準的な舞台」もしくは「ノーマルステージ」)」というコンセプトで構成された、クルト・シュヴィッタースの舞台装置を想起させる空間となる。
本展のタイトルは、シュヴィッタースが同輩や友人の言葉を精選してまとめた詩誌名からとったもの。「スミレ」は本展で展示される一連の絵画の出発点であり、作品に一種の枠組みを与える。