EXHIBITIONS
佐藤允
求愛 / Q1
KOSAKU KANECHIKAでは、2017年3月の開廊から2回目の展覧会として佐藤允の個展「求愛 / Q1」を開催する。
過剰、そしてオブセッショナルともいえるような、緻密な鉛筆の線描写。永遠に増殖し続けるかのように思える佐藤のイメージは、描くことによって自らの存在、世界をとらえようとする作家の切実な試みを映し出している。他人を理解することとはどういうことか、他人と心を繋がずに生きることはできるのか。これらの問いに突き動かされながら佐藤が描く、恋愛や性、生命、希望の溢れんばかりのエネルギー、そしてその一方にある不穏で深い闇、孤独、危うさ、恐れ。それらが調和し、あるいは不協和音を奏でながら、画面を埋めていく。本展ではドローイングやコラージュに加え、近年取り組んでいるペインティングも展示する。
過剰、そしてオブセッショナルともいえるような、緻密な鉛筆の線描写。永遠に増殖し続けるかのように思える佐藤のイメージは、描くことによって自らの存在、世界をとらえようとする作家の切実な試みを映し出している。他人を理解することとはどういうことか、他人と心を繋がずに生きることはできるのか。これらの問いに突き動かされながら佐藤が描く、恋愛や性、生命、希望の溢れんばかりのエネルギー、そしてその一方にある不穏で深い闇、孤独、危うさ、恐れ。それらが調和し、あるいは不協和音を奏でながら、画面を埋めていく。本展ではドローイングやコラージュに加え、近年取り組んでいるペインティングも展示する。


