EXHIBITIONS

Summer Show

アンドレアス・スロミンスキー、ヘンク・フィシュ、ミリアム・カーン

Courtesy of WAKO WORKS OF ART

Courtesy of WAKO WORKS OF ART

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 ⽇⽤品を模した彫刻作品や、謎めいたギミックを伴うパフォーマンスの発表を続けるアンドレアス・スロミンスキーと、ヨーロッパ各地の公共彫刻や、思想の形態を擬⼈化した⽴体作品、詩的なドローイング作品を制作するヘンク・フィシュ。そしてユダヤ系をルーツに持つ⾃⾝のアイデンティティと、戦争や核問題などの社会問題に向き合う強いテーマ性を持つ絵画を描くミリアム・カーン、3名の作品が並ぶ常設展が開催される。

 スロミンスキーは、公共便所などに⽤いられるポリエチレンで制作した扉型の⽴体レリーフに、⾺蹄やニワトコの杖などの謎めいたモチーフを組み合わせた⼤型作品のシリーズより《The House Shoe》、《Good Luck》(ともに2017)を出品。フィシュは個展「耕された⼟地の端で」(2018)での新作から《戦争反対のモニュメントの提案》と《コズミックダンス #1 : 海の夢は船》の2点を継続して展示し、カーンは第21回シドニービエンナーレで発表した、難⺠がテーマの油彩画《das schöne blau》(2017)を公開する。

夏期休廊:8月11日〜8月20日