EXHIBITIONS

ヒロシマ・アピールズ展

「ヒロシマ・アピールズ」ポスター1号 亀倉雄策 燃え落ちる蝶 1983

 原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝えようと、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)とヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が行う「ヒロシマ・アピールズ」。中立な立場からヒロシマの心を訴える「ヒロシマ・アピールズ」のポスターを毎年1名のグラフィックデザイナーが制作し、国内外に発信してきた。

 本展では、1983年の第1回に制作された亀倉雄策の《燃え落ちる蝶》からはじまり、今年度までの全21作品を紹介。13歳のときに被爆し、平和への願いを込めた100枚のポスター制作に挑んだ広島出身のデザイナー・片岡脩の作品も特別展示される。

 そのほか出品作家に、粟津潔、福田繁雄、早川良雄、永井一正、田中一光、勝井三雄、仲條正義、佐藤晃一、松永 真、青葉益輝、浅葉克己、長友啓典、遠藤享、奥村靫正、葛西薫、井上嗣也、佐藤卓、上條喬久、原研哉、服部一成。