HAMADARAKA「EDENDORDORADO（エデンドルドラド）―楽園の物音―」

　神秘的な生き物の饗宴を描く双子のアートユニット「HAMADARAKA」が初の大型個展を開催する。

　有園絵瑠と絵夢による「HAMADARAKA」は東京を拠点に、Charaなどミュージシャンのジャケットやグッズ、水原希子のフォトブックへのアートワークの提供をはじめ、MAGAZINE、アパレルブランド、映像、CDジャケットのアートワーク・デザイン、壁画などを数多く手がけている。いっぽう、ドローイングやペインティング、オブジェなど様々な作品に取り組む。近年では、アメリカ、オランダ、台湾、ドイツなどでの展覧会や滞在制作にも参加し、国内外で積極的に発表を行う。

　夢や温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなど、周囲の存在を五感でとらえ、サンプリングすることによって作品を制作するHAMADARAKA。本展では、2人が共鳴した波長「434Hz」をテーマに、その振動により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品からなる未発表の新作インスタレーションを公開する。