EXHIBITIONS

国立奥多摩美術館「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」巡回展

本展メインビジュアル

銀座 蔦屋書店

 「アートがある生活の提案」をコンセプトとする銀座 蔦屋書店で、アーティスト・佐塚真啓(さつか・まさひろ)の展覧会が開催される。

 佐塚は1985年静岡県出身。2007年武蔵野美術大学在学中に同級生と「3番GALLERY」を企画。12年に知人らと「国立奥多摩美術館」を企画し、18年に東京都青梅市の旧製材所を改装した、作家数名からなるシェアアトリエ「奥多摩美術研究所」を設立。館長を務める。

 2018年5月には奥多摩美術研究所を会場に、「生きろ」をテーマとした「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」展を開催。佐塚が「業(ごう)」と呼ぶ「つくるために生きるのか? 生きるためにつくるのか? 」という「生と制」の観念を持ったアーティストを取り上げた。

 青梅市から場所を移して巡回する本展。GINZA SIX 6階の中央で、自然豊かな場所で展示された作品がどのような表情を見せるのかに注目したい。