EXHIBITIONS

アラン 個展「communicatio – コムニカチオ」

2018.07.20 - 08.12
 美術家・梅津庸一が率いるパープルーム予備校に所属し、アーティスト、ゲームデザイナーとして作品を制作するアラン(三浦阿藍)の初個展が開催される。

 アランは1991年鳥取県出身、2014年成安造形大学芸術学部芸術学科卒業。15年パープルーム予備校2期生として入校。17年にボードゲーム制作チーム「arquetendu」を結成。これまで参加したグループ展に、「パープルタウンにおいでよ」(パープルーム予備校ほか、2016)、「X会とパープルーム」(もりたか屋、2016)「パープルームのオプティカルファサード」(ギャラリーN、2017)、「恋せよ乙女! パープルーム大学と梅津庸一の構想画」(ワタリウム美術館、2017)、「パープルーム大学 先端から末端のファンタジア」(ギャラリー鳥たちのいえ、2017)など。

 本展では、複合的な意味性を持つ概念「コミュニケーション」をコンセプトにした新作ボードゲーム『communicatio – コムニカチオ』をリリース。芸術論や現代思想においてゲームの価値づけが行われるなか、新たな「ゲーム」の可能性を提示する。

 また、関連企画としてアーティストを「プレイヤー」という位置づけでキュレーションを試みるグループ展「ゲームポリヘドロン」(中央本線画廊、7月20日〜8月12日)も同時に開催。TAV GALLERYで行うオープニングレセプションでは、批評誌『アーギュメンツ#3』の編集を務める批評家・黒嵜想と、仲山ひふみ、アランによるトーク・ショーも行う。