EXHIBITIONS

大名美術入門―殿と姫の美のくらし―

2018.07.21 - 10.03

菊唐草蒔絵化粧道具 江戸時代後期 永青文庫蔵

栗色革包紺糸射向紅威二枚胴具足(十二代細川斉護所用) 江戸時代後期 永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託)

杉谷雪樵 七滝御覧図 江戸時代後期 永青文庫蔵

犬追物図屏風(左隻) 江戸時代前期 永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託) 展示期間=8月28日-10月3日

 永青文庫は、肥後熊本藩主を務めた近世大名の細川家に伝わる美術工芸品や歴史文書を所蔵し、なかでも甲冑や陣羽織など武勇を表す道具、御用絵師による絵画、また嫁入り道具をはじめとした華麗な調度品などは、コレクションの核をなしている。

 本展は「大名家の美術入門」として、多くが散逸することなく、数百年にわたって受け継がれた品々を展示(会期中、一部展示替えあり)。大名家の暮らしや文化を親しみやすく紹介する。