EXHIBITIONS
勝又公仁彦
Perceiving Right-Angled Planes
「時間」「光」「空間」などをテーマに、写真を中心とした映像メディアで作品制作を行う勝又公仁彦が、2000年から撮り続ける「Right Angle」シリーズ約15点を発表する。
勝又は早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。現在、京都造形芸術大学准教授・多摩美術大学非常勤講師。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。近年の主な展示に「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)、「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション-イメージの未来形」2016)など。
作家は本展に寄せて次の言葉を述べている。
「写真はカメラ内の受光部という平面に、レンズの外の3次元世界を遠近法的な構造で固定化する。物質と物質の境界面という最も3次元的な空間が写真によって平面化されたとき、面の縁は線に還元され、時に面の奥行きは反転し運動し、実際の空間とは異なる空間性を平面上に発現する。写真は現実を基にしながら現実とは異なる視覚世界を現出させるものである。この単純な事実が写真の秘密の一端なのだということを、多くの言葉を超えて1枚の画像が自らを語っている(勝又公仁彦)」
勝又は早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。現在、京都造形芸術大学准教授・多摩美術大学非常勤講師。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。近年の主な展示に「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)、「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション-イメージの未来形」2016)など。
作家は本展に寄せて次の言葉を述べている。
「写真はカメラ内の受光部という平面に、レンズの外の3次元世界を遠近法的な構造で固定化する。物質と物質の境界面という最も3次元的な空間が写真によって平面化されたとき、面の縁は線に還元され、時に面の奥行きは反転し運動し、実際の空間とは異なる空間性を平面上に発現する。写真は現実を基にしながら現実とは異なる視覚世界を現出させるものである。この単純な事実が写真の秘密の一端なのだということを、多くの言葉を超えて1枚の画像が自らを語っている(勝又公仁彦)」


