EXHIBITIONS

驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ

安藤緑山  トマト 明治- 大正時代 清水三年坂美術館蔵

初代宮川香山 崖ニ鷹大花瓶 明治時代 眞葛ミュージアム蔵

並河靖之 蝶に花の丸唐草文花瓶 明治時代 清水三年坂美術館蔵

安藤緑山 胡瓜 明治- 大正時代

前原冬樹 一刻:皿に秋刀魚 2014

稲崎栄利子 Arcadia 2016

 岐阜県現代陶芸美術館で2015年に行われた「超絶技巧! 明治工芸の粋」展の第2弾となる展覧会が開催される。

 「超絶技巧」とは、幕末・ 明治期にかけて高い技術のもとに制作された非常に精巧な工芸作品を指す言葉。近年、明治工芸に対する注目度が飛躍的に高まり、14~15年にかけて開催された展覧会「超絶技巧!明治工芸の粋」をはじめとして、陶磁や七宝、金工、牙彫、刺繍絵画など、主に輸出用としてつくられた工芸作品が海外から里帰りし、人々がその緻密な技巧を目にする機会が増えた。

 全国6会場を巡回した「超絶技巧! 明治工芸の粋」展の第2弾となる本展では、明治工芸と現代美術の「超絶技巧」対決が再び実現。海外への輸出向けに制作されたため、国外に流出した明治工芸を精力的に収集する村田理如(京都・清水三年坂美術館館長)のコレクションなどから、多岐にわたるジャンルの作品と、明治工芸を産み出した工人たちのDNAを受け継いだ、機知に富む現代作家15名の作品を揃え、古今の驚異の造形に迫る。