EXHIBITIONS
村井祐希「村井のいっぽ」
「着る絵画」「回転する絵画」といった、既存の絵画のあり方を突破するような作品の制作を続け、多摩美術大学在学中より「瀬戸内国際芸術祭」を含む17の展覧会で発表してきた1995年生まれのアーティスト、村井祐希。18回岡本太郎現代芸術賞特別賞、トーキョーワンダーウォール公募2015入選、第2回CAF賞優秀賞と、国内で重要な公募展で受賞を果たすなど、その活躍が注目される。
村井の実験的かつ偶発性を含む作品群に使用されるのは、作家自らが開発した「オムライス絵具」。シリコンと油絵具、あるいはアクリル絵具を混ぜ合わせたオリジナルのメディウムで、絵画という命題に突破口を見出そうと試みている。
「村井のいっぽ」と題された本展では、絵画における絵具と人間の関係性を刷新するための新作を発表。カオスのように見える表層が、最終的には確立された美として展開される。
村井の実験的かつ偶発性を含む作品群に使用されるのは、作家自らが開発した「オムライス絵具」。シリコンと油絵具、あるいはアクリル絵具を混ぜ合わせたオリジナルのメディウムで、絵画という命題に突破口を見出そうと試みている。
「村井のいっぽ」と題された本展では、絵画における絵具と人間の関係性を刷新するための新作を発表。カオスのように見える表層が、最終的には確立された美として展開される。